腰痛の主な原因
腰痛を発症した方は、「痛みは一時的に減ってもすぐ元に戻ってしまう」「今よりも酷くならなければいい」「どこへ行ってもあまり変化がない」と感じている方が多いと言われています。これは対症療法で一時的に痛みがしていても、根本の原因をきちんと解決していないからです。
いぎあ☆すてーしょんで施術している「ミオンパシー」は根本から改善していきます。 腰痛の主な原因で影響が大きいのが「大腰筋(腸腰筋)」のロックです。大腰筋は股関節を曲げたりする時に使う筋肉で、背骨(胸椎12番、腰椎1~5番)からそれぞれ出ており、骨盤の前を通り太ももの内側の小転子にくっついています。
大腰筋がロックしてしまうと、骨盤の歪みを生み出してしまい体全体のバランスが崩れてしまいます。 ミオンパシーでは腰痛の主な原因として「大腰筋(腸腰筋)」だけではなく、大腿筋膜張筋・大腿直筋・縫工筋・恥骨筋など骨盤をまたいでいる筋肉をきちんとゆるめて骨盤の歪みをまず整えていきます。 筋肉を本来のやわらかさに戻すことで、痛みや腰痛の再発も軽減します。
腰を曲げると痛い(屈曲制限)
~起立筋や腰方形筋、ハムストリングが主な痛みの原因です~
腰を曲げると「腰方形筋」や「起立筋」「広背筋」などが伸ばされます。また立った状態のままで腰を曲げるときには「ハムストリング」も伸ばされます。筋肉がロックしていると硬く短くなっているためうまく伸ばすことができず痛みを感じます。 また立った状態で前屈をしたときに、膝が曲がる方がいらっしゃいますが、これは「ハムストリング」や「腓腹筋」などがロックしているからです。
骨盤と肋骨をつないでいる「腰方形筋」がロックすると骨盤と肋骨の間が狭くなります。そのことが骨盤の歪みにもつながります。また背中側の筋肉が硬くなると、肩周りの筋肉 が下に引っ張られてしまうため肩こりの原因にもなってしまいます。
腰を反らすと痛い(伸展時の痛み)
~大腰筋や大腿筋膜張筋、大腿直筋が主な痛み の原因です~
腰を後ろに反らすと骨盤をまたいでいる「大腰筋(腸腰筋)」や「大腿筋膜張筋」「大腿直筋」 などが伸ばされます。筋肉がロックしていると硬く短くなっているため上手く伸ばすことができず、関節に負担がかかり腰に痛みを感じます。
また椅子から立ち上がるときに腰に痛みを感じる方がいらっしゃいますが、これも骨盤をまたいでいる「大腿筋膜張筋」がロックしているからです。骨盤と膝関節をつないでいる「大腿直筋」がロックすると、筋肉が短くなることで膝関節が曲げにくくなります。そのことが膝の痛みにつながります。
また骨盤をまたいでいる筋肉が硬くなることで、猫背になってしまい、体の痛みの多くの根本原因にもなってしまいます。