立っていても寝ていてもお尻が痛い方へ

 

こんにちは。エコル湘南の北村です。

 

さて今回は「何をしていてもお尻が痛い方へ」

 

2021年12月に「何をしていてもお尻が痛い!歩くとズキっとする!1年くらい」という方がいらっしゃいました。

そして2022年3月「何をしていてもお尻が痛い!10年くらい」という方がいらっしゃいました。

これはお悩みの方が多いのかも??と思いお伝えさせていただきます。

 

と思ったら一昨年になるでしょうか?同じくお尻が痛い方がいらっしゃったのを思い出しました。

その方は「何をしていてもお尻が痛い痺れる!前屈するとお尻から太ももの裏がもっと痺れる!」とおっしゃっていました。

 

皆さん同じように何をしていても「お尻が痛い」

しかし最初の方は60代女性、次の方は30代女性、最後の方は40代女性

年齢が低いからと言って年数が短いか、症状が酷いか?というとそうでもなさそうですよね。

 

そして皆さん最初に来ていただいたときは

60代の方は「加齢」の一言で片付けられ「何も言えなかった」

30代の方は出産してからマシになった気がしたけどやっぱり痛かった。

40代の方はずっと同じ状態だから良くなる気があまりしない。

これだけではないですが長年の悩みに本当に良くなるのかわからないけど・・・というオーラが感じられました。

 

結論から言ってしまうと

60代の方は12月の終わりに来ていただき、1月の半ばにはお尻の痛みとズキっとしたを感じることがなくなり、2月の半ばにはお尻の違和感もなくなりました。

30代の方は1回目で40%痛みがなくなり、本日来ていただいた2回目でどれだけ軽減されるか??来週来ていただいた時に聞いてみます!

40代の方は1回目に前屈したときの痺れが軽減され、1歩進んで戻る。2歩進んで戻るを少し繰り返しましたが、半年ほどでお尻の痛みや痺れを感じることがなくなりました。

 

ではなぜ「何もしていなくてもずっとお尻が痛かったのでしょうか??」

実はきちんと原因があります。

筋肉には体を守ろうと「硬く・太く・短く」なる仕組みがあります。

無意識に力こぶを作っている状態です。意識して力こぶを作ると元に戻す(元の柔らかい状態)ことができますが、無意識で作ると元に戻すことができません。

この状態を私たちは「筋肉のロック」と呼んでいます。筋肉がロックすると短くなるので、伸ばしにくくなります。

また太くなることで血管を圧迫し、血の流れが悪くなることで酸素や栄養が届きにくくなり、痺れが起きやすくなります。

前屈をして痺れが増すということは、前屈することでさらに血流を悪くし酸素不足を起こしていたことになります。

 

ここまで読むと筋肉が原因??と少し考えていただくきっかけになったでしょうか?

ではお尻が痛い!!というのは単純にお尻の筋肉ロックを取れば改善するのでしょうか??

実は違うのです。

大腰筋という背骨につき、お尻の奥を通り太ももの付け根くらいについている筋肉が原因になります。

お尻が痛いとどうしてもお尻をどうにかしたくなりますが、お尻の痛みは結果であって原因でなはいのです。

 

少し興味が湧いた方は自分でやわらかくする「セルフ整体」もありますのでお試しくださいね♪