種子骨炎の改善方法

 

こんにちは。エコル湘南の北村です。

先月、種子骨炎になって半年間痛くて新体操ができない女の子がきてくれました。

実はその子は同じクラブチームにいる子からエコル湘南の話しは聞いていたんだけど、「90秒でゆるめる」

ということがよくわからず、半年ほど演技がほとんどできない状態だったのですが、別のところに通っていました。

 

ただ同じクラブチームの子で同じように種子骨炎と最近診断された子が、エコル湘南に行きすぐに改善したこと、また他のお母さんたちから「騙されたと思って!行ってみて!!!」とかなりの後押しがあり、怪しさ半分での来店(笑)

わかります。その気持ち!私も怪しい!!と思ってましたから(笑)と伝えたところ、少し安心?してくれました。

ですが、その子その日は種子骨炎の痛みよりも肩がまったく上がらなくなってしまった。これだと週末の大会に出れない。

種子骨炎もあるけど、とりあえず今回は肩をお願いします。と。。

2時間の予約をいただいていたので、様子を見ながらやりましょ〜!とお話ししました。

この腕に関してはまた別のブログで。。

 

肩の痛みがなくなったところで問題の種子骨炎に関する筋肉をやり始めました。

そもそも種子骨炎って何?

種子骨炎は一般的に足の親指の付け根のポコっとしている場所に痛みが出ている状態のことを言います。

しかし炎症はひどくても、捻挫や突き指と同じなので1週間ほどで引いていきます。

それ以降、腫れてもいないし熱を持っていないのにまだ痛い!というのは慢性痛になり筋肉のロックを解除しないと痛みはなくなりません。

2人ともレントゲンは撮影済みで、1人の子は痛い方の種子骨が2つに割れている。しかし痛くない方の種子骨は3つに割れている。もう1人の子は骨には異常なしと言われた。

あれ?ここで疑問が。。骨が割れているせいで痛みが出ているのであれば3つに割れている方が痛みが強いはずじゃないですか?

実は骨は痛みを感じません。骨膜は痛みを感じるのですが、骨自体には痛みを感じるような仕組みがないのです。

骨が痛みを感じるような仕組みがあったら、骨折した時骨がくっつくまで痛いはずですよね?

でも実際はしばらくすると痛み自体は引いていきませんか?

このことも含めて考えると骨に異常があって痛みを感じるわけじゃないのかも?と思えてきませんか?

実際に、レントゲン撮影後にスポーツやっている子は割れてる子多いんだよね〜だけで終わったそうです。

 

では実際にどこの筋肉をやわらかくすればよくなるのでしょうか?

足裏にある筋肉をゆるめればやわらかくなるのでしょうか?

実はここにも少し罠が。。

痛みが出ている場所の筋肉が原因かというとそうでない場合がほとんどです。

 

実は腓腹筋や後脛骨筋、長腓骨筋など爪先立ちをするときに使う筋肉がロックしているので、種子骨に負担がかかり痛みがでているのです。

もちろん根本的な原因となっている筋肉は股関節をまたいでいる筋肉になりますので、まずはそこから改善していくことになるかと思いますが、ふくらはぎにある筋肉を本来のやわらかさにすることで、種子骨への負担はなくなりますので、痛みが繰り返されるということはなくなります。

まずはふくらはぎにかかる負担をなくすことから試して行ってみてくださいね。